広島県 広島市 鈴が峰
鈴が峰(すずがみね)は、広島県広島市の西区と佐伯区を隔てる山で、団地など住宅街に囲まれた環境にあります。なので身近な山といえ、標高も320m(西峰)と高くなくて景色も良いので登山客は多いと思います。夜は夜景がきれいです。今回は鈴が峯公園の登山道から西峰を目指すルートです。ここはJRや広電の駅からも近いので交通の便が非常に良い登山口です。
鈴が峰公園からの登山ルート

遠距離から見るとこんな感じです。どこにでもある山のように見えます。

駐車場はないので鈴が峯公園の端に停めるしかありません。
このまま公園の方へ(左)向かっていくと看板があります。
登山ルート図になります。
ツキノワグマが目撃されたという情報があるので登山する場合は注意しましょう。これから登山スタートです。
最初から階段の地獄がスタートします。しばらく登り続けますが、階段の間隔が歩幅で合いにくいです。(登山口から約3分)
登る途中には屋根のついたところがあって、ここで景色を眺めるためでしょうか。(登山口から約6分)
ここではじめて登山口という看板を発見しました。ここから本格的な山道になっていきます。(登山口から約9分)
ここの段差も足が合いにくいです。しかも長く続きます。(登山口から約13分)登りできついのはここら辺です。
しばらくすると鈴峯の石碑に到着します。芸予地震の際に倒れましたが、復元されています。(登山口から約24分)こんな重いものでも倒れるんですね。
あとはひたすら平坦な道や下り、のぼりを繰りしていきます。あまり急なところはありません。(登山口から約33分)
お地蔵様がいらっしゃいました。登山者を見守ってくれているのでしょうか。(登山口から約34分)
東峰山頂まで5分という看板があります。ここまで看板らしいものもなかったのでちょっとうれしいですね。(登山口から約35分)
ここで鬼城山方面への分岐点にきました。(登山口から約36分)
この登山ではあまり見かけないロープがつながれています。確かに足元注意で登りにくいです。(登山口から約39分)
鈴が嶺東峰山頂に到着しました。312mということでしたが登った気分に十分なります。(登山口から約40分)そして看板にあったあと5分という時間もぴったりでした。
遠くは呉市の灰が峰や江田島市、宮島などが見渡せます。瀬戸内海という感じを味わえます。
休憩して食事をとれるようなスペースが十分にあります。
ここから西峰を目指すので一旦下っていきます。
ちょっとした岩山もありますが、なだらかな道が続きます。(登山口から約44分)
東峰と西峰は目で見えていますが、歩くとやはり距離があります。(登山口から約53分)
そうこうしていると西峰の山頂に到着しました。(登山口から約55分)
山頂は東峰に比べると広くなくて景色もすごく見えるわけではありませんが、木が置かれているのでここに座って景色を見ながら休憩できます。鈴が峰公園登山口からの登山ルートで登った感想
頂上までは約55分で登ることができます。もちろん個人差はあります。階段が最初にたくさんありますので、最初はゆっくりと自分のペースで登っていきましょう。最初以外はなだらかなところばかりなので非常に登りやすいコースだと思います。途中で景色の良いスポットもあります。商工センターや団地などの街並みや瀬戸内海などを見渡せるので、達成感もあるでしょう。登山者も多い山なので安心感もあります。アクセスもJR駅、広電駅から近いので気軽に登ることができるでしょう。車だと停めるところはなさそうなので注意が必要です。
鈴が峰から三滝山へと登るルートもあるので、長くトレッキングを楽しみたい人も満足できると思いますし、鈴が嶺単体なら初心者でも十分楽しめると思います。
