広島県 呉市 物見山

物見山(360m)は呉市の仁方にある大懸山の西側に派生する尾根上のピークです。一部は視界がやや遮られるものの、前面は安芸灘大橋から灰が峰にかけての素晴らしい展望が広がるのが魅力です。
尾根を直登する登山路は随所に岩場があり楽しめます。標高の割に海抜0mからの道は結構登り甲斐があります。
仁方本町側からの登山ルート
登山口という表記はありませんが、薬局の横の道を進んでいきます。ここからスタートになります。国道から少し入りくんでいます。
少し崩れた面影があります。そのまま道なりです。(登山口から約3分)
ここから本格的な登りが始まります。(登山口から約5分)
登り始めるとすぐに倒木しているところがありました。あまり登山道は整備されていない印象です。注意して登る必要があります。(登山口から約9分)
登山道は落ち葉もあって、非常にわかりにくので、道中は目印のテープが役に立ちます。(登山口から約15分)
途中で大きな鉄塔がありました。この横を通って登っていきます。(登山口から約20分)
急勾配や階段のところはあまりなくてなだらかなところが多いです。歩く距離は多いですが負担は少ないです。(登山口から約28分)
じょじょに岩場が増えてきます。(登山口から約35分)
一気に空が明るくなります。だいぶ上まできているのでしょう。草も下とは変わってきました。(登山口から約50分)
この大きな岩場が最後の砦です。登ればすばらしい景色が待っています。(登山口から約70分)
物見山からの展望はこんな感じです。瀬戸内海の多島美が見渡せます。蒲刈大橋や広、仁方の街を見ることができます。
岩がむき出しになっているのは大懸山です。
369mある物見山の景色は十分楽しめます。
仁方本町側からの登山ルートで登った感想
頂上までは約70分で登ることができます。もちろん個人差はあります。登りはじめはなだらかな勾配が続きますが、山頂に近づくにつれて勾配がきつくなります。道は整備されていないので足元は不安定で登りにくい箇所があります。その分時間がかかると思います。滑りやすい場所もあるので注意が必要です。標識はなくて道も整備されていないので目印を探しながら進む必要があり、見落とすと迷うこともあります。標高が高くありませんが、初心者向けの山ではないかもしれません。十分な装備で楽しみましょう。
頂上からの景色はよくて蒲刈大橋や仁方、広の街を眼下に望めます。瀬戸内海の多島美を見ることができます。
登山口は何か所もあるのである程度どこからでも登れそうです。車で行くと駐車場はありません。仁方駅からも近くて国道はバスも通っているので公共交通機関がおすすめです。
