広島県 熊野町 三石山


三石山(みついわやま)は500から600メートル級の山々に囲まれた熊野盆地に位置する呉市苗代から安芸郡熊野町にかけての台形状の山で、海抜449メートルです。登山口からの標高差も200mほどのごくありふれた低山です。
でもその山容からは伺えない魅力に富んだ里山です。

熊野町民体育館を目指していくと看板があるのでグランドの裏を進むように向かいましょう。
中央コースからの登山ルート

熊野高校側からのコースは登山道は3つに分かれており、それぞれのレベルに合わせて子どもから高齢者まで多くの人々が楽しめます。
・皇帝ハイツコース・・・延長 約1400メートルで,稜線部多く,なだらかなコース。
・中央コース・・・延長 約700メートル距離は短いが,急傾斜と岩場があり,幼児,高齢者には不向き。
・大原コース・・・延長 約1100メートル谷あり稜線あり。本庄水源池を眼下に望む。

中央コースは700mで最短ですが最も険しいとされています。さっそく進んでいきましょう。

登り始めてすぐにわかりにくいポイントがあります。ここは直進ではなくて右に道があります。看板等はありません。(登山口から約3分)

あとは要所要所で看板があるので迷うことはありません。(登山口から約5分)

100mごとにこのような土地の情報や歴史などが書かれた看板があります。これを見つけるだけでも楽しめます。ボンティアグループ「プロジェクト三石山」が整備してくれているみたいです。(登山口から約8分)

そして早速やってきました。ロープが必要なくらいの急坂です。滑らないように確実に登りましょう。(登山口から約11分)

そしてまたロープがあります。ただしここは左側に行けばロープを使う必要はありません。希望者だけですね。(登山口から約15分)

あとはこのような草がおいしげっている場所が永遠と続く感じです。ここら辺はそこまで急なところはありません。(登山口から約18分)

鉄塔があります。滑りやすいので注意です。(登山口から約22分)

だいぶ開けて明るくなってきたので山頂はもう少しです。(登山口から約27分)

遂に山頂へ到着しました。中央コースはさすがの速さです。(登山口から約28分)


山頂にもパネルがあって解説が書かれてあります。ここまで山頂で整備されているところは少ないと思います。山頂からは360度の素晴らしい展望が見られて、絵下山、発喜山( ほっきざん)が、北方向に鉾取山系の金ケ燈篭山から城山、洞所山、電波塔が立つ原山、東方向の目の前に石岳山(かけさん)、その奥には小田山、南方向の遠くには電波塔の並ぶ野呂山、灰が峰、さらには古鷹山、野登呂山も天気が良いと見れます。 眼下の左手の西方向に本庄水源地が見え熊野盆地が広がっています。

しっかりと登った証もおさめました。
皇帝コースからの登山ルート

皇帝コースから登っていきます。1400mで長いですがなだらかな坂が続きます。

ここから登山スタートです。

マムシやハブが出る可能性があるみたいなので注意が必要です。

意外となだらかな坂も多いですが急な箇所もあります。

中間手前ぐらいに景色の見れるポイントがあります。

こちらにも100mごとに歴史や情報が書かれた看板があるので飽きません。楽しめます。

案内板があるので迷うことはありません。

岩場が増えてきたので山頂はもう少しです。

鉄塔があればもうゴールです。なだらかな坂を上ると山頂へ着きました。
中央・皇帝コースからの登山ルートで登った感想
登山口から山頂までは中央コースで約28分で登ることができます。標高が449mということでそこそこ高い山なのかなというところです。ただもともとが高い地点がスタートだったので200mぐらいしか登ってないでしょう。登山道は熊野高校側以外からも登れますが、こちらのルートは3つに分かれておりレベルに合わせて登山を楽しめます。登山口までが少しわかりにくいですが熊野町民体育館を目指していき、その裏手にあるグラウンドのさらに裏に登山口があります。
中央コースでは28分、皇帝コースでは50分ぐらいかかります。道はほぼ1本道で迷うことはありません。100mごとに看板があったりしてわかりやすいし、楽しめます。皇帝コースはなだらかで登りやすくてハイキングを楽しめます。中央コースは一部ロープを使うなど急なところもありますが、最短で登れます。
山頂からは360度の素晴らしい展望が見られて、絵下山、金ケ燈篭山から城山、電波塔の並ぶ野呂山、灰が峰などの山も天気が良ければ見ることができます。
山頂は整備されていてとても登るのに楽しくなります。
