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ブーツ・ウエア・バックパックを長持ちさせるメンテナンス方法

トレッキングブーツ編
岩場や土砂、ぬかるんだ場所などでトレッキングブーツはさまざまなダメージを受ける。より快適な歩きのためにも、毎回お手入れを。

細かい部分の汚れまでしっかりと落とす
月に何度も山に登っている人ならともかく、年に何度か登山を楽しむ程度なら、そう多くのトレッキングシューズを持っている人は少ないのではないだろうか?トレッキングシューズは、フィールドでの機能性や履き心地を最大限に考えて作られているため、価格も決して安くはない。それだけに、そう頻繁に買い替えができない。でも、下山後に毎回必ずお手入れをすることで、靴の寿命を長持ちさせることはできる。いつも快適に登山を楽しむためにも、基本のお手入れだけは、忘れず行なうようにしたい。

トレッキングシューズは、各部分に使われている素材によって、少し手入れ方法は異なるが、基本的な手順は同じ。お手入れをする際には必ず靴ひもを外し、細部の汚れも落とせるようにしておこう。 まずは全体をブラッシングし、靴に付いた土やゴミなどを落とす。 ソールに細かいいゴミが付いていないかもチェックし、フックなどの小さな隙間も念入りに掃除しよう。落としにくい汚れの場合は、濡れたタオルなどを使ってもいい。最後は防水スプレーをして完了。ひどい汚れがある場合は、素材に合わせた方法で細かいお手入れを。 革専用の洗剤なども活用してみよう。

レインウエア編
防水透湿素材のレインウエアは自宅で洗っていいの?そんな疑問を持っている人も多いはず。答えはYES。洗濯表示に従いながら汚れをしっかり落とそう。

汚れを取り除きウエア本来の機能も回復
雨や泥を弾くレインウエア。防水透湿加工がされているため、洗濯には向いていないような気がするが、実はそうではない。洗い方は洗濯機か手洗いのどちらかで、これは各ウエアの洗濯表示を見て判断しよう。洗剤は、生地を痛めず汚れも落とす専用洗剤がおすすめ。洗剤の残留はウエアの性能に影響を及ばすので、洗剤が残らないよう、普段より念入りにすすぎを行なおう。ウエアは、乾燥機などの熱にかけることで、生地本来の撥水性を回復させることもできる。各部のファスナーを閉じ、フードを出すなど、事前準備をしてから洗濯するのを忘れずに。

バックバック編
バックパックの洗濯は御法度。 しかし、汚れを取り除き正しく保管することで、より長持ちさせることはできるのだ。

乾燥と日陰保管でバックパックも長持ち
特殊なコーティングがされているバックパックは、洗濯することができない。そのため、毎回きちんと汚れを落とし、形を整えて乾燥した場所に保管することが、パックパックを長持ちさせる秘訣となる。下山後は、ここで紹介するメンテナンスを行ない、できるだけバックパックに負担をかけないようにしよう。また、雨天時はザックカバーを使う、汗を吸いやすい部分は乾燥したタオルでまめに拭き取る、ファスナーを乱暴に扱わないなど、登山中の小さなケアも長持ちさせるコツだ。湿気によりコーティングは剥離しやすくなるため、濡れたり、湿ったままの保管は絶対にしないこと。