広島県 呉市 烏帽子岩山

広島県呉市にある山で、見た目にはなだらかで高さもなく登りやすそうな印象を受けます。果たしてどうなのでしょうか。
天応からの登山ルート
登山ルート図
登山口はクレアライン天応インター付近で、天応駅からも徒歩10分ぐらいなので、交通の便は良い山といえます。


まずは住宅街のある団地の横から進んでいきます。いかにも山の入り口という雰囲気になってきます。(登山口から約3分)
山頂までは2通りの登山ルートがあります。黄色の矢印は岩場がすくなくて登りがずっと続く道です。安全ですが景色はよくありません。赤い矢印は岩場のあるコースです。こちらの方で進んでいきます。(登山口から約3分)


しばらくはこのようなあまり足場のよくない山道が続いていきます。(登山口から約11分)
約18分ぐらい登るとこのような景色の良い場所まできます。ここまではすぐですが、ここから道も険しくなってきます。

岩場が増えてきました。歩きにくいのですが、所々に目印があるのでなんとか目標に向かって登ってい感じです。(登山口から約21分)
ロッククライミングもできる岩場があるみたいなのですが、ここら辺のことでしょうか。結構険しい岩場です。
山頂までの道のりはまだありそうです。でもあんなことろに丸の目印があるとは。(登山口から約22分)
途中でビューポイントがいくつかあります。これは広島市の宇品辺りの景色です。きれいな景色は癒されます。(登山口から約27分)
ここの岩場も大きいです。まさにロッククライミングには絶好の場所かもしれません。(登山口から約33分)

木や葉も少なくなってきました。岩場から青空が見ることもできるようになり、だいぶ登っている感じです。(登山口から約46分)

さらに上があるので登り続けます。(登山口から約47分)

妙に大きな岩がどすんと佇んでいます。ドンガメ岩というらしいです。真ん中にはロープが1本。これは登れということでしょうか。ロープの先端に足をかけて、もう片方は岩場に足をかけて力ずくで登るしかありません。ここまで来ると意地があります。この先がどうなっているのかわかりませんが。ただ登らなくても山頂へはいけます。(登山口から約67分)
ちなみに頑張って登るとこんな景色を見ることができます。全方向を一望することができ、まるで神にでもなったかのようです。
さらに登っていくと分岐点があらわれます。ここまで来ると山頂まではわずかです。(登山口から約71分)
開けた場所に到着です。あとは標識を探すのみです。
ついに410mの烏帽子岩山山頂へ到着。山頂は何もありませんが、岩で作ったモニュメントがありました。(登山口から約72分)
山頂から少し下ったことろにも景色の良いポイントがあって、呉市の町並みをみることができます。休山や音戸まで見渡せるくらいの高さまで登ってきました。
ここまで来たら隣の上山山頂も目指してみましょう。また違った景色が見えるはずです。


登ってきた分をひたすら下っていきます。こちらのルートからだと最終的に登山口の分かれ目にあった黄色矢印の方へ下りてくることになります。(烏帽子岩山山頂から約7分)


意外とこの道の方が整備されていたりします。天応方面と焼山方面に下りることができます。(烏帽子岩山山頂から約18分)

眼下には焼山の風景を見ることができます。工業団地あたりでしょうか。

手書き感がハンパありませんが、上山山頂の目印を発見しました。標高391メートルで、約20メートル下ってきました。(烏帽子岩山山頂から約19分)

目標が達成されたので、後はひたすら下るだけです。ずっとこんな道が続いていきます。

ここで下山完了となります。上山山頂から約50分という道のりでした。登るルートより若干迂回するので時間がかかってしまいます。
天応登山口からの登山ルートで登った感想
登山口から山頂までは約72分で登ることができます。標高が410mということでそこそこ高い山なのかなというところです。前半は山道ですが後半になるとほぼ岩場しかなくなって、難易度も高くなります。登山道には目印が必ずあって迷うこともなく、景色は広島の宇品や呉の町並みなどを比較的高いところから見ることができました。登山ルートもひそかに2つあって、岩場コースと山道コースで飽きることなく登って下りれます。
とても見所のある山で、隣の上山や焼山にもいけるので幅広いコース選択ができるでしょう。
いろいろな山の景色を楽しめる烏帽子岩山は登る価値があります。
