広島県安芸郡府中町 揚倉山
揚倉山（281.6m）は広島県安芸郡府中町にある山です。中世山城の阿計玖羅城跡とされ眺望はよく府中町から広島市街地が広々と見渡せます。中国自然歩道の一部であり道は整備されているので登りやすいでしょう。
甲越峠登山口からの登山ルート
揚倉山運動公園は揚倉山の中腹にあって、ひろしま国体サッカー競技場となった運動公園です。
公園からは町が一望でき、ナイター設備のある多目的広場やテニスコートなどがあります。
運動公園から県道８４号線を登って行きます。
揚倉山への登山口は甲越峠の向かいでコンクリートの階段がありますが、特に標識等もないのでわかりにくいです。
豪雨災害の影響で登山道の入口部分から崩壊しています。左側から登っていけば登山道はつながっているので少し登りにくいですが、崩壊箇所を迂回することができます。
崩落箇所を抜けるとちゃんとした登山道が整備されています。(入口から５分)
一回登ってまた下りがあります。(入口から１０分)
周りが開けて鉄塔が見えてきました。早いですがこれが山頂間近の目印です。(入口から１３分)
２つの岩があるのが山頂の目印みたいです。(入口から１５分)
標高２８２ｍですが山頂に到着です。
とても景色は綺麗です。温品方面が見えます。
こちらは広島駅周辺です。マツダスタジアムや牛田山、二葉山の仏舎利塔も見えます。
こちらは宇品方面で正面には黄金山が見えます。その右には宮島まで望むことができます。甲越峠登山口からの登山ルートで登った感想
約１５分で登山道入り口から山頂に到着することができました。登山道入口がすでにある程度の標高があるので、さらにふもとの運動公園やバス停などからは距離があるのでそれなりの登山コースになると思います。登山道入口は豪雨災害の影響で崩落していましたが、中国自然歩道で木階段も整備されています。登りは割と急なところばかりですが、約10分で上空がすっかり開け広島市街地方面が望めます。一旦大きく降って登り返すと再び大展望です。
山頂からは広島駅方面のマツダスタジアムや牛田山、瀬戸内海に浮かぶ江田島、能美島、似島、宮島など多彩な景色を見ることができます。